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クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)の体験レポート

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自身が思う強みは何か、自己理解を深められれば、スキルを伸ばすことに繋がります。ここでは、人が持つ資質の上位5位や、領域の偏りを確認できるデジタルツール「クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)」について紹介しています。ツールの特徴と試して分かったことをレポートにしました。

早速クリフトンストレングス
(ストレングスファインダー)の
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クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)とは

クリフトンストレングスは、人が持つ34の資質を順位付けできるデジタルツールです。4つの領域、実行力・影響力・人間関係構築力・戦略的思考力で、自分が強みとしている資質を明確化できます。個人の資質を把握しておくことで、仕事のエンゲージメントや生産性を高めたり、幸福度や健康度を高めたりする効果が期待できるでしょう。レポートでは自己の資質のうち上位10位までを使用し、目標到達するためのアドバイスを実施しています。また、資質上位11~34位までの資質についても説明が受けられます。

クリフトンストレングス
(ストレングスファインダー)
のやり方・所要時間

クリストレングスを使用するには、アクセスコード付きの書籍の購入、またはアクセスコードの購入が必要です。公式サイトから購入でき、上位5位までの資質を知るコース、34の資質を全て把握できるコースから自由に選択。所要時間はおよそ45分で、質問文が全部で177問表示され、自身に当てはまるものを回答します。上位に表示されている資質は今持つ強みで、下位に表示される資質は今後成長が期待できる強みとなります。

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)の診断の特徴

クリフトンストレングスは、回答に20秒という制限時間を設けており、直感的な選択が迫られます。考えすぎないように配慮しテスト精度を高めたことで、一度の診断でも本質を把握できるよう設計されています。40年以上の研究をもとに得られたデータから質問と資質を結び付けているので、一回の受験だけで済み、業務を圧迫することがありません

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)の診断結果
の種類

クリフトンストレングスの診断結果は、公式サイトのダッシュボードから確認でき、上位5つの強みを確認できます。34の資質を全て確認できるアクセスコードを購入した方は、34の診断結果を確認することが可能です。資質に関する説明と、それらが与える影響や推奨される行動についてアドバイスを受けられます。

そして、実行力・影響力・人間関係構築力・戦略的思考力の4つの領域に分けて、順位を可視化した解説も確認できます。どの領域に資質が偏っているかを確認でき、強みや弱みの把握に役立つでしょう。自身に不足している領域を補うための資質を伸ばしたり、強みとなる資質を大事にしたりと、自己理解を深めることに繋がります

組織でよくある課題の例と
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クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)の導入事例

クリフトンストレングスは現在28,538,365人に利用されています(2022年9月時点)。ここでは、クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)の書籍を購入し、テストを受けた方の口コミを紹介しています。

※参照元:クリフトンストレングス公式HP(https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/253760/歴史-CliftonStrengths.aspx

性格や特徴を言語化できてスッキリした

自分の性格や特徴を言語化してくれて、スッキリしました。就活の時にこの本と出会っていたら違う人生を歩んでいたかも…。周りの人にも薦めたいし、色々な人の結果を知りたいと思いました。

※引用元:楽天市場|さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉 ストレングス・ファインダー2.0 [ トム・ラス ](https://review.rakuten.co.jp/item/1/213310_18439419/1opg-iadvl-1bimdu_1_145085729/

他者を思いやるための勉強になる

テストを受けたくて本を購入しました。強みを活かすことはできてませんが結果は予想通りです。いろんなタイプの人がいるのだと勉強になります

※引用元:楽天市場|さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉 ストレングス・ファインダー2.0 [ トム・ラス ](https://review.rakuten.co.jp/item/1/213310_18439419/1opg-ia24c-abpgs4_1_473529593/

【体験レポ】
クリフトンストレングス
(旧ストレングスファインダー)を試してみた

クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)書籍イメージ
引用元HP:AmazonHP
(https://www.amazon.co.jp/さあ、才能-じぶん-に目覚めよう-新版-ストレングス・ファインダー2-0/dp/4532321433)

世界で2,500万人以上が利用※する才能診断ツール「クリフトンストレングス」を試してみました(※2022年9月1日現在)。

「ストレングスファインダー」という名前なら、なんとなく聞いたことはないでしょうか?ここ最近「クリフトンストレングス」にリブランドしたようです。クリフトンストレングスは、書籍を購入することで診断を受けられる手軽さ、敷居の低さが魅力です。

今回、クリフトンストレングスを受けるために必要なアクセスコードがついた『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』の書籍を購入し、テストを受験しました。

本レポートは、組織改善や人材育成に悩み、「自他の才能を明確にする“才能診断ツール”」に興味を持つ方にとって参考になればと思い、情報をまとめています。クリフトンストレングス以外にも才能診断ツールのレポートをまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

クリフトンストレングス
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クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)とは

本を買えばすぐにテストが受けられる敷居の低さが魅力

クリフトンストレングスは、WEBサイトもしくは書籍購入により受験することができます。今回、私は書籍(225ページ)を購入して診断テストを受けました。内容はシンプルで、第一章でクリフトンストレングスの考え方を、第二章で診断結果である「34の資質」について解説しています。

クリフトンストレングスは、人の「弱み」ではなく「強み」にフォーカスして可能性を引き出すことを提唱している才能診断ツール。開発したのは、「強み研究の第一人者」「強みに基づく心理学の父」として功績を称えられているアメリカの心理学者ドン・クリフトンです。アメリカ生まれの才能診断ツールなので、正直なところ、診断結果や公式HPの日本語が少々わかりづらく…。日本人の認定ストレングスコーチによって翻訳された書籍の解説は、とても理解しやすかったです!

WEBサイトからの申し込みなら、チームメンバー全員でクリフトンストレングスを受けられますし、自分の特性がわかる「34の資質」の“すべて”を見ることができます。が、そもそも34の資質全部見たいわけじゃないですし(逆によくわからなくなりそう)、書籍の解説がわかりやすいし、何より書籍購入による診断の方が3,000円くらいお安い(2022年9月時点)。「自分の特性に近い上位5つの資質だけわかれば十分」という方は、すぐに始められる書籍購入で全く問題ありません。むしろ、書籍の方がわかりやすいかも。

レポート+書籍を読むことで理解が格段に深まる

クリフトンストレングスを受けるには、アクセスコードを該当サイトに入力する必要があるのですが、テストが受けられる該当サイトになかなかたどり着けずちょっと困りました。書籍には該当サイトのURLが記載されていたのですが、手打ち入力がとっても面倒!QRコードだったら、まだ楽だったかもしれません。

また、テストを受ける前に会員登録が必要なので、時間に余裕があるときに受験することをお勧めします。クリフトンストレングスの設問数は177問で、1問あたり20秒での回答が必須となっています。私の場合、10分ほどですべての回答を終えることができました。私を表す上位5つの資質は…

  1. 共感性
  2. 慎重さ
  3. 達成欲
  4. 適応性
  5. 戦略性

でした!

診断結果のレポートには、それぞれの資質がどのようなものなのかについて解説がまとめられています。書籍ではもう一歩踏み込んで、その資質を持つ他の人の考え方の例や、行動に対するアドバイスなどがまとめられています。読んでいて「なるほど」と共感できる部分が多々あるので、自分を知ることを目的として才能診断を受けたい方にはぜひ試してほしいですね。

惜しいなと感じたのが、結果の活かし方がわからない点です。事実として、「あなたにはこういう特性がありますよ」と教えてはもらえるのですが、「で、それをどう活かすのか?」までがレポートや書籍からはわかりませんでした。例えると、おみくじや占いに近い感覚です。

自分を知ることはできますし、確実に新しい発見はあるので、受けてみて損はありませんが、受験後の行動を変えていくのは自分次第だと感じました。

「組織」ではなく「個人」の才能を伸ばすのに向いているかも

組織で活用するには設問数が多く(回答に時間がかかる)、1人1冊書籍の購入が必要というのが難点(※WEBサイトからの受験も可能です)。手間も時間もコストもかかってしまうなあ、という印象です。

例えば、まず自分の能力について知って「自分が」組織を変えていくとか、「自分のために」使うのであればぴったりだと思いました。

自分をもっと知る&認められる
ツール

クリフトンストレングスの書籍

クリフトンストレングスの結果を受け、新しい発見もありましたが、日々感じている自分の特性をズバリ当てられたような気持ちになったのが一番印象的でした。例えば「共感性」について、自分で「共感力が高い」と感じることが多々あるので、クリフトンストレングスの結果を見たときに「やっぱり!」と思いましたね。共感力が高いが故の悩みもあるので、「共感力が高い人の弱点と対処法」みたいなものも知れたらもっと良かったなとも思います。

今回購入した書籍にはクリフトンストレングスが示す34の資質すべての解説がまとまっているので、自分以外のメンバーがどのタイプに当てはまるのかを予測して、指導に活かすのはアリかもしれません。

世界的に有名なのは今回ご紹介したクリフトンストレングスですが、そのほかにも世界的に導入実績を持つ才能診断ツールがいくつかあります。当サイトでご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

世界で導入実績をもつ
“確かな”「才能診断ツール」を比較

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