社員のエンゲージメントが低い、中堅層が育たない、優秀な人が辞めていく…。
そんな組織課題を自社で解決しようと、システムや研修の導入など対策を講じたものの、
思うような効果を得られなかった方へ。もう一度根本から組織改善を考えてみましょう。
このサイトでは、今の時代必要な組織改善の考え方と、 ニューノーマルな案として
「組織改善コンサルタント」と「才能診断ツール」をご紹介します。
これまでとは違う組織改善の秘策として、人材の活用を徹底できる「組織改善コンサルタント」、個人を理解し能力を引き出す「才能診断ツール」をご提案します。
組織の課題を客観的に判断し、適切な施策を提案し、仕組みづくりをサポートしてくれる組織改善コンサルタントは組織改善の強い味方。そして、才能診断ツールは組織の組織内の人材の強みを知り、適切なマネジメント・人材配置を可能にするための手段です。
組織改善コンサルタントとは、組織に属する人材の成長に繋がる施策、仕組みづくりをアドバイスするコンサルティングのことです。人材採用から人材育成、人事制度の策定にいたるまで、組織の課題について相談できます。
また、第三者視点で自社を客観的に評価してもらうため、今まで気づけなかった問題を把握することができ、解決策を知ることが可能です。
2022年8月29日調査時点で、検索エンジンGoogleで「人材育成コンサルティング」と検索した際に、上位5Pまでに表示される会社を選定しました。どのコンサルティング会社に依頼してよいか決めかねている企業は、以下の各コンサル会社の特徴をもとに、導入を検討してみてください。人材に関する問題を抱えている企業は、早めに対策を講じましょう。
アクティブ アンド カンパニーは、組織の経営戦略から人事制度の設計、人材育成やマネジメントまで請け負っているコンサル会社です。業務の効率化のために、標準化やIT化も支援。人事情報の一元管理も支援しています。さらに、組織の今の状態を分析してもらえるため、組織の活性化を図る施策を実行できます。
アビームコンサルティングは、オペレーション変革から経営方針の策定までアドバイスを求められるコンサル会社です。テクノロジーを使用し、人事部門の課題解決に向けた、効率的オペレーションの実現も支援しています。人事部門の相談だけでなく、全てのステークホルダーにとって利益のある人材マネジメントを依頼することが可能です。
クレイア・コンサルティングは、組織と人事領域の課題解決を支援する経営コンサルティングファームです。戦略立案から施策設計、導入まで一気通貫で行っており、企業に合わせてカスタムメイドの提案をしています。人間科学や経営学、経済学の習得に力を入れているので、時代に合ったコンサルティングを提供できます。
グローバルタレント・コンサルティングは、若手社員から経営者候補まで、幅広い人材を対象にした教育プログラムを用意しているコンサル会社です。若手早期選抜や海外赴任前など、階層ごとの人材育成をサポートしています。また、経営理念の浸透やビジネススキルの向上、リーダーシップのための教育など、プログラム内容が充実しています。
ステラーインテンションズ
ステラーインテンションズは、経営者向けのコーチングから、個人のためのコーチングまで請け負うコンサル会社です。認知バイアスを防いで新たな視点を導いたり、自身の考えに気づかせたりと、方向性を決定するためのサポートを行います。また、組織のコミュニケーションの方法などに関するアドバイスも可能で、組織や社員のストレス緩和を手伝っています。
トランストラクチャは、データ分析を行い、合理的な人事コンサルティングを行う会社です。客観的に判断できるように企業の現状を数値で表し、組織が抱える課題を可視化させます。また、人事システムや人材関連会社などのネットワークを持っているため、組織・人材が抱える課題解決に向けたサービスをワンストップで提供することが可能です。
パルトネールは、社員の入社から退社までのライフサイクル全てのアドバイス・支援が可能なコンサル会社です。採用支援・人材開発・人事制度の設計・構造改革・リテンション支援など、一気通貫のサービス提供により、効率的に改善できる戦略を立案します。規模を問わず人事解決に取り組んできた実績を持つ、代表によるコンサルティングも可能です。
フリクレアは、成果主義からプロセス主義へと変えるためのサポートを行うコンサル会社です。人事制度・評価・プロセスを見える化し、営業と人事の課題解決をサポート。営業コンサルティングでは3次元プロセス分析法、人事制度・評価コンサルティングでは進化したプロセス評価を取り入れて、将来の利益を守る組織への見直しを支援しています。
リクルートマネジメントソリューションズは、人と組織の課題に対応したコンサルティングサービスを提供しています。人材採用の事業で培った洞察と、事業理解から経営と現場を繋ぐための支援を行っています。教育体型の設計・従業員満足度の向上のための支援・企業に対するロイヤリティを高める取り組みなど、幅広いテーマに関する支援を提供することが可能です。
リブ・コンサルティングは、組織文化構築から人材育成コンサルティングまで、幅広いソリューションを提供しています。ジョブ型人事制度構築・運用の支援を行っており、組織のタイプを踏まえて人事育成までのプロセスを設計します。さらに、賃金の適正化に向けた人事評価制度の構築も支援。人材育成のコストを抑えたい企業には、オンライン型人材育成の仕組み作りも提案が可能です。
JINタレントコンサルティングは、人材育成研修の設計と、個別能力の開発促進のための設計を行っています。リーダーの育成から、企業成果や顧客サービス向上のための研修設計まで、実行可能な施策を提案します。人材育成研修に関しては、全社デザインが可能です。銀行・自動車・IT業界など、幅広い業界を支援してきたノウハウをもとにサポートしています。
M-ITコンサルティングは、行動科学と統計分析をもとにした検証型課題分析を行っており、企業視点では気が付けない経営課題を見つけ出します。組織・人材の調査により、組織改革やイノベーションの実践をサポート。プログラムは大きく分けて4種類あり、次世代リーダー育成・営業部門強化・生産部門効率化・組織文化の変革に向けたアドバイスを行います。
PwC Japanグループ
PwC Japanグループは、カスタマイズしたコンサルティングを提供しています。業界を深く考察し、調査結果・インサイトから課題や目標を導き、効率的な戦略を実行します。人材・組織戦略として、組織の効率性や意思決定権の評価を行うことも可能です。持続的に組織の効率性を高めるために、監督体制の構築も提案しています。
企業の継続的な成長」特化した理論「識学」を用いた経営・組織コンサルティングや従業員向け研修などを手がける株式会社識学。同社は、各企業の要望や状況に合わせてメニューをカスタマイズして、企業への識学の浸透をサポートしていきます。また、マネジメントの悩みを解消する「識学無料相談」も用意しています。
組織改善コンサルタントによる改善施策の効果を最大化するためには、個人の強み、才能を客観的に評価することが重要です。ひとりひとりに合った役割が見つかれば、最適なマネジメントや配置が可能になります。
適切なマネジメントができると、組織のコミュニケーションも円滑になります。自分の能力を活かして能動的に働く社員が増えることで、組織の目標到達や利益の最大化に繋がるでしょう。
実績を持っている&国内の企業・団体が提供している「才能診断ツール」のうち、組織での活用に向いているツールは「タレントダイナミクス」と「DiSC(ディスク)」です。「タレントダイナミクス」は診断結果の活用方法についてアドバイスしてくれるコンサルがつき、「DiSC(ディスク)」は受験無料で設問数が少ないので人員が多い組織でも導入が容易でしょう。特に、活用しやすいシーンごとにおすすめのツールを分けてみました。
※2022年8月29日時点でのGoogleで「才能診断ツール」と検索し5P目までに出てきたツールの中で、「組織」での活用に向いている2つのツールを選定。
タレントダイナミクス:才能診断に加え、唯一コンサルティングに対応している
DiSC:受験無料な上、設問数が8問と最も少ない
社員の才能タイプによって、リモートワーク環境においてモチベーションを維持する方法を知ることができます。
また導入事例では「肯定感を高めて、承認しあえる」という声も多くリモート化でも自然と役割分担できるチームが期待できます。
導入実績 | 100万人以上 (2022年9月調査時点) |
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診断テストというよりも「気づきと成長に繋がる学習体験」と銘打っているEverything DiSC®。
自身と他者を理解することで、より良いコミュニケーションを生み出します。この体験を通して、顧客中心のアプローチで成果を出すスキルを学ぶことができます。
導入実績 | 100万人以上 (2022年9月調査時点) |
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少子化が進み、人材確保が困難になる中、多くの企業が人材育成の課題に直面しています。今後、どのような考えを持って人材育成すべきか、よく聞く組織課題を例に教育側が持っておくべき考え方や人材との向き合い方を解説していきます。
多用な価値観のある現代において、一律の育成では人が育ちにくくなっています。多様な価値観を否定するのではなく、多様な価値観を活かした育成のためには、一人ひとりの能力を明らかにし、教育を心がけましょう。
自分の働き方を見つめなおして他社へ移るというのは、なにも若手社員に限った話ではありません。給与面に重きを置いてきた中堅社員・役員レベルの人材にも起こり得る話です。優秀な人材も、自分の才能を発揮できる職場へと目を向け始めています。優秀な人材を逃がさないためにも、能力に見合った役割を与える必要があります。
意欲的に働く人が上位20%、与えられた仕事をこなす人が60%、意欲がない人が下位20%を占めるとする「2・6・2の法則」は、現場でよく用いられる考え方です。
しかし、優秀な人材や意欲的に働く人材ばかり目を向け、他を切り捨てる考え方は、人手不足の日本においては危険だといえます。全員が才能を発揮できる組織をつくることができれば、組織の目標到達も容易になるでしょう。下記より、全員を主役へと導く「才能診断ツール」についてご確認いただけます。
組織改革をするには、改善目的が明確になっていることが大切です。もしも、今抱えている問題点が明確になっているのであれば、下記の課題別の解決方法を試してみてください。課題を解決し、組織力を強化させていきましょう。
新卒を即戦力化させるためには、挑戦できる企業風土をつくることが重要です。裁量が小さい仕事ばかりだと、挑戦を恐れて成長に繋がらないことも。挑戦しやすい環境を整え、能力に見合った部署に配属させることで、自発的な成長を促すことも必要です。新卒の即戦力化については下記ページで詳しく解説しています。
リーダーを育成するには、研修を通してリーダーとしての心構えを身につけてもらうことが重要です。現場で活躍している人材を突然リーダーに任命しても、思うようにパフォーマンスを上げることは難しいでしょう。指導者として何が必要なのか自覚をしてもらうことが大切です。リーダーの育成については下記ページで詳しく解説しています。
人材配置を最適化するためには、各人材の特性を正しく理解することが求められます。間違った理解のまま配置をしてしまうと、特性に合わない部署に配属された人材の成長が滞ってしまいます。スキルや価値観を正しく理解し、能動的に成長できる部署への配属が重要です。人員配置の最適化については下記ページで詳しく解説しています。
組織改善のヒントは、失敗事例からも探すことができます。失敗事例にはそれぞれ失敗のポイントがあり、これを参考にすることで同じ過ちを繰り返さないように対策を講じることができます。「個」を活かすタレントマネジメントやチームビルディング、従業員のエンゲージメント向上の失敗事例を参考にし、これからの取り組みを見直すきっかけにしましょう。
組織改革は、単発的な取り組みだけでは大きな成果を得られません。個人の能力や変化を把握して、日々のマネジメントに活かし、一人ひとりが活躍できる組織にしていくことが重要です。これまでの「組織改善策」でうまくいかなかったのであれば、「才能診断ツール」や「人材育成コンサルタント」など、新しい施策にも目を向けてみましょう。
2022年8月30日、内閣官房より「人的資本可視化指針」※の最終版が発行されました。これは簡単に言うと、「人的資源へ投資する企業を評価する」というもの。どのような人材育成を行っているのか、例えば研修内容などの情報開示が必要となります。
人的資本情報の開示は、投資家の注目を集めるだけではありません。少子化が進む昨今、人材育成・活用に注力していると、企業の取り組みを優秀な人材にアピールして目を引くことができます。これは、将来的に「人材獲得戦争」に勝つことにもつながるでしょう。
上記の状況から、2022年後半の今こそ組織改善・人材育成に取り組むべき。とはいえ、ただやみくもに人を採用・育成するのではなく、「個の才能を伸ばす」"育成"がポイントです。
ご存じのとおり、少子化により今後益々人材の採用が難しくなります。優秀な人材の採用を強化するより、今いるメンバーの才能や強みを伸ばし、適した人材配置や役割分担を行う方が素早く成果を達成できるでしょう。